VECとは?

VECは、ビルマ・ミャンマー難民の日本語学習を支える目的で2014年から活動を続けてきました。そして2020年8月に活動の幅をさらに広げるため、新たに任意団体としてスタートしました。

ミャンマー出身者だけではなく、参加者のすべてが学び合う日本語活動をデザイン、実践しています。その他、ミャンマー出身者を中心とした在留外国人の日本語支援活動や生活支援活動、そして日本語教育・多文化共生社会の構築に携わる人材の育成を行うことを目的として活動しています。また、多文化共生に関連するワークショップ等を定期的に開催し、皆さんと一緒により良い公正な社会について考えていきます。


VECの活動を紹介!

VECの活動が紹介された記事です。「VECってどんな団体?」「どんな活動をしているの?」と思った方、ぜひご覧ください。

◆一般社団法人東京都つながり創生財団の多文化共生ポータルサイトのニュースレター「れすぱす」

 「れすぱす3月号 クローズアップ」(2023年3月1日)

 〈日本語版〉 〈英語版


他にも、VECが紹介された記事がいろいろあります。
ぜひこちらをチェックしてください!


11月・12月活動予定カレンダー

実施日 

にほんごで話そう   :日曜日 10:00~12:00

こども日本語教室   :日曜日 13:00〜14:00

はじめての日本語教室 :日曜日 14:00〜

※  予定は変更になる可能性があります。

  ご参加希望の方は、フォームよりお問合せください。

GALLERY 

VEC活動中

NEWS & EVENT

11月17日
入門クラスでは、「V+ませんか」、「日時に場所でイベントがあります」など、相手を誘う時の言い方やイベントなどがあることを伝える時の言い方を勉強しました。「一緒にご飯を食べませんか?」「一緒に映画を見に行きませんか?」のように、文を作ったり、質問し合っていました。また、場所を表す助詞ーー「に」と「で」の用法や違いについて勉強しました。そして、交通機関について勉強しました。「私はよくバスに乗ります」「船に乗ったことがありません」のように、「...に乗ります」の文型を使って文を作りました。

11月17日のテーマ:日本人住民と外国人住民が学び合う地域防災
地域防災の専門家である菊池哲佳さん(桜美林大学)をお迎えしました。菊池さんは、東日本大震災の発災当日から、自分自身被災者でありながら、様々な背景をもつ人々のために、多言語による情報を発信し続けた多文化社会コーディネーターです。
活動では、日本人住民と外国人住民がグループを作り、菊池さんが開発した教材を用いて防災に関する様々なワークを行いました。地域日本語教室自身が防災対策をしていく必要性が確認されました。教材は、こちらからご覧いただけます。

ご報告

2024年11月15日

この度、VECの活動が赤い羽根共同募金の助成に採択されましたことをご報告いたします。

〈採択助成について〉
助成名称 : 「外国にルーツがある人々への支援活動応援助成 第5回」
活動名称 : 困難な状況を生きる在日ミャンマー人の人生をサポートするための日本語学習支援・教科学習支援・生活サポート相談事業こちらから、助成決定団体一覧を見ることができます。

今回の採択により、第4回に引き続き2025年9月まで助成を受けられることとなりました。
本助成に対し、寄付をしてくださった皆さまに心よりお礼を申し上げます。
皆さまのお気持ちに応えるべく、一回一回の活動を大切に、全力で実践に臨みます。本当にありがとうございました。

2024年度VECセミナー「学び合いから始める多文化共生」の1回目となる今回は、VECの活動が行われている"リトンヤンゴン"高田馬場周辺の街歩きをし、ビルマ料理を食べ、多文化共生を実地で感じていただく活動を開催しました。
街歩きを通して、高田馬場周辺地域とミャンマーコミュニティのつながりを実感することができました。街歩きの後には、ビルマ料理店Rubyの店主であり、長年ミャンマーコミュニティづくりをされてきたチョウチョウソー氏にお話しいただきました。ミャンマーコミュニティの発展や多文化共生の重要性を学び、多文化共生のあり方について、皆さまと一緒に考える時間をつくることができました。
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メディアのご紹介

2023年11月21日

◆VEC代表理事の松尾慎氏が、11月20日(月)TOKYO FMの「ONE MORE NEWS」コーナーに出演しました。VECの活動についてもお話ししています。以下のURLから情報をご覧いただけます。また、radikoというアプリで配信を聴くことができます。出演箇所は1時間20分あたりからです!

活動内容

中心となる活動 


★日本語活動

VECの活動の中⼼は、ミャンマー出⾝者などとさまざまな話題について学び合う⽇本語活動です。毎週⽇曜⽇の午前中に開催しています。さまざまな背景をもつすべての参加者が学び合う場として、⽇本語教育や多⽂化共⽣に関⼼のある学⽣も数多く参加しています。

にほんごで はなそう!ဂျပန်လိုပြောကြရအောင် 

一緒に活動しませんか?


★日本語教室

日曜日の午後には「にほんごをまなぼう!生活のための初級日本語クラス」を開催しています。また普通自動車免許取得や、仕事や生活の中でわからない日本語など、ニーズに合わせた日本語支援を行っています。

午前の日本語活動、午後の日本教室、両方でも一方でもご参加いただけます。

にほんごをまなぼう!ဂျပန်ဘာသာစကားလေ့လာရအောင် 

★生活相談

さまざまな書類や手続きなどの日本語支援を行います。まずは、「これは何の書類だろう?」といった疑問に応える「気軽に相談できる場」を目指します。

生活相談(ဘဝတိုင်ပင်ဆွေးနွေ)



★多文化共生セミナー

多文化共生の啓蒙・普及活動として、セミナーを開催します。

VECセミナー

★ミャンマー公教育支援

2018年、2019年の2回にわたり、ミャンマーの教育関係者に向けて参加型教育についてのワークショップを開催してきました。

現在、クーデターの為、活動することが出来なくなっています。


VECの歴史

                                     2024年11月現在

2014

start

ミャンマー難民のチョウチョウソーさんの「同胞に日本語を学ぶ機会を!」という熱い気持ちを受け、東京女子大学教員の松尾慎と大学院生が中心となって、高田馬場の古いアパートの1室で活動を開始。


459

活動回数

毎週日曜日の午前中に行ってきた日本語活動は、2024年11月10日時点で458回に及ぶ。 

94

ミャンマー出身者の参加者

これまでに、94名のミャンマー出身者が、日本語活動に参加。

585名

参加者(ビジター含む)

この活動には大学生・大学院生・日本語教育関係者を始め、多くの皆さんが参加。この活動から、国内外で日本語教育に携わるようになった参加者も多数。



2020年8月  任意団体 
 
VILLA  EDUCATION  CENTER として始動!